旧パイプオルガンの廃材で作った新しい楽器とは...?
[2019/01/21]
九州女学院として43年間、ルーテル学院中学・高等学校として14年間、
毎朝の礼拝を通し生徒たちの心を癒し育んできた中高礼拝堂のパイプオルガンが、
2015年夏に、57年間の働きを終えました。
現在、礼拝堂には日本福音ルーテル宮崎教会より譲り受けたパイプオルガンが設置され
その役割を引き継ぎ、素敵な音色を奏でています。
旧パイプオルガンは解体され、一部を高校本館4階の資料室に展示しておりますが
解体の時に出た板の廃材を使用して、新しく生まれ変わったモノがあります♪
それがこちら!
カホーン(カホン)というペルー発祥の打楽器です。
これは、楽器の上に跨って、縁や打面を素手で叩いて音を出します。
現在、大学チャペルで行われる讃美礼拝などに登場し、
パイプオルガンとはまた違った音色で、私たちを楽しませてくれています。
このカホーン、実は、職員による手作りです!!
内側には、当時パイプオルガン設置に係った方でしょうか・・・?
うすーーーく、サインがありました(詳細は不明です)。
学院とともに過ごし、長く支え働いてくれた古き良きモノたち。
資料室に飾るだけではなく、こういったリユースも大切だな、と感じました。
いつの日か多くの皆さまへお披露目できますように。